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 ケルン社について

 

    アルフレット・ケルン

12.02.1910 - 13.10.1989

      私達の工房は1953年、ストラスブールのオルガン製作家、アルフレット・ケルンによって創設されました。シュヴァイツァー博士に強く励まされてのスタートでした。歴史的楽器に対する多くの敬意と、シルバーマン、クリコ、カリネといったオルガン製作の巨匠たちについての深い造詣から、彼のもとには高い価値を持つ楽器の修復依頼がくるようになりました。彼はまた、メカニカル方式のオルガンへの復帰を粘り強く熱心に主張しながら貫き通し、その作品は多くの賞や栄誉に輝いています。

 

 

 ダニエル・ケルン

   

   ダニエル・ケルンは幼い頃からオルガン建造の真っ只中で育ちました。彼は父親の工房で修行を積んだ後、さまざまなオルガン建造のスタイルを知るために、一旦工房を離れます。フランスに戻った彼はマイスターの免状を取得し、父親のアルフレットと完璧なチームワークで仕事を続けながら、1977年には公式に工房の指揮を父から引き継ぎました。工房は発展を続け、その名はヨーロッパをはじめ、世界中に広まっています。

 

 

 

 ガストン・ケルン

   

   オルガンへの更なる貢献を目的に、2001年、ガストン・ケルンとダニエル・ケルンの二つの工房は互いのノウハウを共有することを合意し、合併いたしました。